安全な離乳食(Safe weaning)@NHS
Hi there,育児をしていると「これって大丈夫かな?」と不安になる場面、たくさんありますよね。私自身も、離乳食を始めたばかりの頃は思いがけない危険にドキッとすることがありました。今日はイギリスの公的医療サービスNHSの記事から、赤ちゃんの食事の安全について一緒に読んでいきたいと思います。
赤ちゃんはまだ、食べ物の中の細菌に対する抵抗力が十分に育っていません。また、食べ物の種類によっては窒息の原因になることもあります。だからこそ、食べ物の保管・準備・提供の仕方を事前に知っておくと、ぐっと安心して離乳食を進められると感じています。
NHSが紹介する離乳食の安全ポイント
NHSでは、離乳食の安全について次の7つのポイントが紹介されています。
- 窒息
- 避けるべき飲み物
- 食物アレルギー
- 避けるべき食品
- キッチンの衛生管理
- 安全に食事を準備する方法
- 食品衛生と再加熱
今回はこの中から「食物アレルギー」について、詳しく読んでいきたいと思います。
アレルギーを起こしやすい食品
赤ちゃんが6ヶ月頃に離乳食を始めるときは、アレルギーを引き起こす可能性がある食品を、ごく少量からひとつずつ試してみるのがおすすめです。ひとつずつ試すことで、もし反応が出たときにも原因の食品を見つけやすくなります。
アレルギーを起こしやすいとされる食品は、次のとおりです。これらも、他の食品と同じように、6ヶ月頃から少しずつ取り入れることができます。
- 牛乳
- 卵
- グルテンを含むもの(小麦・大麦・ライ麦など)
- ナッツやピーナッツ(砕いたものや粉状のもの)
- 種(砕いたものや粉状のもの)
- 大豆
- 魚介類(生や半生は避けてくださいね)
一度食べてみて特に問題がなさそうであれば、その後も食事の一部として取り入れて出し続けることが、アレルギーのリスクを抑えるうえで大切なポイントです。ピーナッツや卵の導入を6〜12ヶ月より後まで遅らせてしまうと、かえってアレルギーが起こりやすくなるとも言われています。
すでに食物アレルギーの診断がある場合
お子さんがすでに食物アレルギーの診断を受けている場合や、ご家族にアレルギー・喘息・花粉症などがある場合は、食品を試すときに少し注意が必要です。まずはかかりつけ医やヘルスビジターに相談してみてくださいね。
原材料がわかりにくいものや、お子さんのアレルギー食品が含まれている可能性がある食べ物は、食品表示のラベルを確認する習慣をつけておくと安心です。
食物アレルギーのサイン(症状)
食物アレルギーの症状には、次のようなものがあります。ひとつだけでなく、複数の症状が同時に現れることもあります。
- 下痢、嘔吐
- 咳、喘鳴、息切れ
- のどや舌のかゆみ
- かゆみを伴う発疹などの皮膚症状
- 唇やのどの腫れ
- 鼻水、鼻づまり
- 目のかゆみ、充血
まれに、命に関わる重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)につながることもあります。もしこうした症状が見られたときは、迷わずすぐに救急に連絡してください。(出典:NHS「severe allergic food reaction (anaphylaxis)」「food allergies in babies and young children」)
イギリスの子育てサポート「ヘルスビジター」
イギリスには、日本の保健師さんにあたる「ヘルスビジター」という専門家がいます。担当のヘルスビジターさんに、離乳食のことも気軽に相談できる環境があるのは、心強いですよね。