安全な離乳食(Safe weaning)@NHS

📖 出典について:この記事は、イギリスの公的医療サービス NHS(National Health Service) が公開している情報をもとに、管理栄養士である筆者が翻訳・要約し、解説を加えたものです。原文の内容は公開時点のものであり、最新の情報はNHS公式サイトをご確認ください。本記事は情報提供を目的とし、医療上の判断はかかりつけ医にご相談ください。

Hi there,育児をしていると「これって大丈夫かな?」と不安になる場面、たくさんありますよね。私自身も、離乳食を始めたばかりの頃は思いがけない危険にドキッとすることがありました。今日はイギリスの公的医療サービスNHSの記事から、赤ちゃんの食事の安全について一緒に読んでいきたいと思います。

赤ちゃんはまだ、食べ物の中の細菌に対する抵抗力が十分に育っていません。また、食べ物の種類によっては窒息の原因になることもあります。だからこそ、食べ物の保管・準備・提供の仕方を事前に知っておくと、ぐっと安心して離乳食を進められると感じています。

NHSが紹介する離乳食の安全ポイント

NHSでは、離乳食の安全について次の7つのポイントが紹介されています。

今回はこの中から「食物アレルギー」について、詳しく読んでいきたいと思います。

アレルギーを起こしやすい食品

赤ちゃんが6ヶ月頃に離乳食を始めるときは、アレルギーを引き起こす可能性がある食品を、ごく少量からひとつずつ試してみるのがおすすめです。ひとつずつ試すことで、もし反応が出たときにも原因の食品を見つけやすくなります。

アレルギーを起こしやすいとされる食品は、次のとおりです。これらも、他の食品と同じように、6ヶ月頃から少しずつ取り入れることができます。

一度食べてみて特に問題がなさそうであれば、その後も食事の一部として取り入れて出し続けることが、アレルギーのリスクを抑えるうえで大切なポイントです。ピーナッツや卵の導入を6〜12ヶ月より後まで遅らせてしまうと、かえってアレルギーが起こりやすくなるとも言われています。

💌 私からひとことアレルギーが心配で、つい与えるのを先延ばしにしたくなる気持ち、私もよくわかります。でも実は、遅らせすぎることでアレルギーが起きやすくなる場合もあるようです。時期が来たら、まずはごく少量から試してみることが大切だと感じています。

すでに食物アレルギーの診断がある場合

お子さんがすでに食物アレルギーの診断を受けている場合や、ご家族にアレルギー・喘息・花粉症などがある場合は、食品を試すときに少し注意が必要です。まずはかかりつけ医やヘルスビジターに相談してみてくださいね。

原材料がわかりにくいものや、お子さんのアレルギー食品が含まれている可能性がある食べ物は、食品表示のラベルを確認する習慣をつけておくと安心です。

💌 私からひとことアレルギーそのものではありませんが、はちみつはワッフルや食パン、ヨーグルトなど、思いがけないところに含まれていることがありました。普段から食品表示をチェックする習慣があると、こうした見落としも防ぎやすいと感じています。

食物アレルギーのサイン(症状)

食物アレルギーの症状には、次のようなものがあります。ひとつだけでなく、複数の症状が同時に現れることもあります。

まれに、命に関わる重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)につながることもあります。もしこうした症状が見られたときは、迷わずすぐに救急に連絡してください。(出典:NHS「severe allergic food reaction (anaphylaxis)」「food allergies in babies and young children」)

イギリスの子育てサポート「ヘルスビジター」

イギリスには、日本の保健師さんにあたる「ヘルスビジター」という専門家がいます。担当のヘルスビジターさんに、離乳食のことも気軽に相談できる環境があるのは、心強いですよね。

💌 私からひとこと日本でも、地域の保健師さんや小児科の先生に、ちょっとした疑問を相談してみるのはとてもおすすめです。ひとりで抱え込まず、頼れる人にどんどん頼っていきましょう ♡